老家 ～帰省～

今、実家に帰ってます。

何か、父と姉の誕生日を兼ねて焼肉行くとか言って、まんまと釣られました(笑)

久しぶりの地元です。

いつもはギリギリに帰ってギリギリに出て行くという、なんとも寂しい帰省ばかりしていたので、今日はゆっくり時間をとって帰ってきました。

焼肉は明日なんで、とりあえず今日・明日は実家でまったりです(出来た覚えないけれど/笑)


こっちに着いたとき、今日は妹の部活の練習試合とかで誰もいないのがわかっていたので、徒歩約３０分の道を散歩がてら歩いて帰りました。

どこかに出かける度に何度も通ったであろう大通りに回って、懐かしの風景やお店を見て周り、少し買い物なんかしてゆっくりゆっくりひたすら歩く。

途中からは、川沿いの道に回って、もう稲のない田んぼや草原を眺め夕日を絵眺め、途中で戻ってみたり立ち止まってみたりしながら、体が痒くなるほどゆっくり歩いて家まで。

ただただ、自分が今まで過ごしていた　景色　を眺めて歩きました。

写真の１つ目と３つ目がその川沿いの道です。



懐かしかった。

まだ２ヶ月しか家を出ていないって言うのに、こんなにも懐かしくなるものなのか。正直ビックリです。

でも、よく考えればあたり前な事で。

私は一人暮らしをする事で、たいていの事は自分で出来るようになりました。って家賃の一部と授業料払ってもらってる時点で、まだまだ親のスネかじってるんですがね；；

私は大学入ってから、この　自分の責任　ってのがすっと欲しかった。ま、念願かなって手に入れられたわけですが。

でも失うものもあるわけで。余裕とか、団欒とか、とても沢山。でも、これは私は失った事を全く悔やんでいません。だって、それだけのものを手に入れられたと思うから。

そのなかで、私が家を出て唯一失っい悔やんだのは、この　景色　です。ま、田舎なんでとってもいい景色ですがね(笑)そうじゃなく。

この場所の　景色　は、私にいろんなモノを与えてくれた。私のいろんなモノを受けてくれた。

季節の移り変わりを伝えその変化に感動する心をくれた。
日暮れの空の変化を映し色を教えてくれた。
沢山のモノを育み命を愛しむ心をくれた。
漆黒の闇の中の儚い輝きを見せてくれた。

悔しさ哀しさ辛さを流してくれた。
喜び幸福感動を増してくれた。
泣けない時に泣かせてくれた。
笑えない時に笑わせてくれた。


あの日あの時あの瞬間、誰と何をしながらどんな風にここを通っていったとか、一人で何を思って通ったとか、何を見つけ何を失い何を得たとか、短いながらも私の１８年間が詰まった道だった。

毎日通っていたわけではないけれど、それでも私にとってはとても思い出深い道です。本当に、なかなかこれなくなってしまった事が、悔しい。


でも、今はまたここに帰ってくるために毎日頑張ろうと思います。
またこの道に　頑張る気力　をもらってしまった。
頑張ろう。